サンドアートライフ

北海道で活動するサンドアーティスト、森マサミチのブログです。

サンドアーティスト(パフォーマー)としての生き方

サンドアート

2017年8月15日をもって約8年勤めた会社を退職しました。

今後はサラリーマンと並行して活動してきた「サンドアーティスト(パフォーマー」の仕事をメインに生きていきます!

 

サンドアーティスト(パフォーマー)としての生き方

そもそも「サンドアーティスト」の仕事ってどんな仕事なの?

そう訊かれることがあるのですが、主にイベントや企業の懇親会、結婚式などでパフォーマンスを披露したり、新聞やCM広告を制作したり、教室を開催したりと、砂を使って芸を披露したり制作したり教えたりすることが仕事になります。

 

うろ覚えですが、人様からお金をいただいている、所謂「プロとして活動」しているのはこの日本だけで約10名いるかいないかの、とても人口の少ないアートであることは間違いありません。

 

だからこそ「普及に力を入れたらどうだろうか?」と一時期考えたことがあります。

現在よりももっと普及したら、今よりもサンドアートの認知度が高くなっていくかもしれないなと。

 

しかし現在は「サンドアートを通じて人と人との絆を深め、笑顔になれる毎日を」という想いのほうが、かつての「普及」という想いよりも前にきています。

その理由は、ブログではすべて公表していない公演やライブも含め、またサンドアート教室を通じて感じてきたことがあるから。

 

たとえば教室を開催すると、隣は全くの知らない人。しかし砂に触れて絵を描いていくと、「とても上手に描けてますね!」とか「わたしのここ、おかしいでしょ?」といった会話が自然と発生し、全くの知らない人どうしが笑顔で会話されているのを何度も自分の目で確認してきました。

またサンドアートの公演やライブなどでも「久しぶりにとても感動しました!」とか「楽しい時間をありがとう!」といった言葉を笑顔で伝えていただくことが多い。

 

だから僕は「普及」という言葉の前に、まずは「自分の目の前の人を楽しませよう」という考え方に変ったのです。

 

誤解を恐れずに言うと、「普及」という言葉を全面に押し出していくと、僕にはどこか「強制」という匂いを感じてしまいます。

強制したところで、「サンドアートがやりたい!」とか「サンドアートが観たい!」といった気持ちは時間の経過とともに薄れていくものです。

 

たとえば僕の公演や他のアーティストの公演や作品を観た人が、「サンドアート、楽しそうだな」と感じたら、こちらから何も言わなくても、人は勝手にそれを実行する方法を探し始めるもの。

普及というものはこちら側が一方的に掲げるのではなく、僕らの活動を観た人が「楽しい」と感じてくれて、それを実行する人がいるのであれば、その数が増えてくるのであれば、後から勝手に認知度というものはついてくるものだと考えています。

 

これからも「目の前の人を楽しませる」

 

目の前の人を楽しませる、または何かを感じていただく、のがサンドアートの仕事。今後も「目の前の人を楽しませる」ことは変わらないが、さらに「どう楽しませようか?驚かせようか?」などといったことを考える時間が増えたので、とことん追求していきたいと思う。

 

 新しい手法を考え、それを実行していくことで観た人が楽しんでくれたり、幸せを感じてくれたのならとても嬉しい。

 

 何かを始めるのに年齢など関係ない

サンドアート

サンドアートのパイオニア的存在。

ハンガリーのアーティスト「フェレンク・カーコ」もサンドアートを始めたのは40歳をすぎてからだと言われている。

 

僕が砂を触り「サンドアート」を始めたのも、38歳も終わりに近づいた冬だった。

妻だけは知っていたが、そこから誰にも言うこともなく、ネットで公表することもなく、1年間ただただ毎日毎日「どうしたら砂できれいな絵が描けるのか」を研究してきた。

半年間は毎日8時間、SNSもブログもやめて、ただサンドアートのためだけに時間を費やした。

ノートにメモをとり、それをみながら何度も砂で繰り返す。

暗い部屋で黙々と砂で絵を描いていく。

それでも好きだからできた。

目標があったからできた。

 

そういった泥臭い期間があったからこそ、現在の姿があるわけであり、プロのアーティストとして全国で公演やライブができるのだ。

サンドアート

 

「もうこんな年齢だから、やりたいことがあるけどできないからなー」という人を何度かみかけたことがある。

 

そんなことを言っている人に僕は言いたい。

 

何かを始めるのに年齢を言い訳にしちゃダメだ。

 

もう本当に身体が自由をきかない年齢ならわかる。

精神的にも、身体的にも、ちゃんと機能が動くのであれば、やりたいことがあるのなら、一度しかない人生を無駄にするのはもったいない。

 

現在あなたがすごしている時間は、もう二度とやってはこない時間なんだ。

やりたいことがあるのなら、成し得たいことがあるのなら、人よりも倍の時間を費やし、その先に見えてくる新しい景色を見にいけばいい。

努力したことがすべて報われるわけではないが、努力しないことには己の道など開けやしない。

 

自分を信じて、己の道を歩いていく。

サンドアーティスト(パフォーマー)としての僕の生き方は、これだ。

 

森マサミチ・プロフィール

サンドアート

北海道に本拠地を置く、サンドアート専門カンパニー、サンドアートHokkaidoの代表。

北海道室蘭市出身、同市在住のサンドアーティスト。作家。

美術学校などは出ておらず、サンドアートの技術はすべて独学で学び現在に至る。

2016年から正式な活動を開始。ブライダル用サンドアート制作を得意とし、全国各地から依頼を受けている。

 

2016年4月に地元室蘭市で北海道初のサンドアート展とワークショップを開催。

7月に道の駅「みたら室蘭」にて、サンドアート作品100点を展示する。8月にNHK総合「おはよう北海道」に生出演。11月にさっぽろアートステージ2016・オープニングイベントに出演。12月にホンダカーズ博多様懇親会にてオリジナルパフォーマンスをご披露。

 

2017年札幌初の「札幌サンドアート教室」を開講。6月には日本人では初の、豪華客船飛鳥Ⅱにて船上サンドアートパフォーマンスをご披露。2018年2月まで、北海道では伊達市、札幌市、石狩市、旭川市。愛知県では名古屋市、岐阜県では下呂市、鳥取県鳥取市、福岡県福岡市での単独サンドアート公演、ライブが控えている。

 

Face book  : https://www.facebook.com/sandarthokkaido/

 

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