サンドアートライフ

北海道で活動するサンドアーティスト、森マサミチのブログです。

文章力を向上させる本。人を動かす文章術

 

文章力をアップさせる本


文章力を向上させたい方にオススメの本。

齋藤孝先生の「誰も教えてくれない上手い文章を書く方法」を読んだ感想です。

 

 

 

文章力を向上させる本。人を動かす文章術

文章には、人を動かす力があります。

ペンは剣よりも強しという言葉がありますが、言論の力は武力よりも人を動かす力があると、イギリスの政治家であり、小説家でもあるブルワー・リットンが戯曲「リシュリュー」のなかで書いています。

 

人を動かすような上手い文章が書きたい!

それはブログを書いている方ならもちろんのこと、作家やライターを目指している方であれば、誰もが一度は考えることですよね。

 

わたしがこの本を手に入れたのが、今から5年前。

当時はまだ物書きの卵として、編集さんに迷惑をかけながらも指導されていたころで、自分なりのオリジナル文章が書けるようにと、日々手さぐりの状態で目指す先を模索していたころでした。

 

人を動かすような上手い文章が書きたい!

 

本気でそう願っていたとき、わたしは知人からこの「誰も教えてくれない、人を動かす文章術」を勧められました。

 

本書の内容はビジネスの企画書や、エッセイ小論文の書き方を指導するものなので、小説を上手く書けるようになる指南書ではありませんでしたが、「書く」ことはどれも一緒の作業でしたので、とりあえず読んでみることにしたのです。

 

結果、文章を構成する力や、書くことへの心構えなどを学ぶことができたので、今ではわたしの大切な1冊として、暇をみつけては何度も読み返してます。

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、本書のなかから、わたしが「これだ!」と思った箇所をいくつかピックアップしてみましたので、感想と一緒に紹介したいと思います。

文章とは書き方ではなく、内容重視である

書いた文章がつまらなかった時、人は「自分には文章力がない」と思うかもしれません。しかし私は、学生はもちろんですが、自分の文章力というものに関心を持ったことはほどんどありません。

中略

わたしが重視するのは、文章の書き方ではなく、その「内容」のほうです。「内容」とはすなわち、物事をどう捉えたか、発見は何であるか、ということに尽きます。

P16 ~ P17

正しい文章の書き方など、トコトン追求していけばいくほど、出版関係に深く関わっている方でもない限り勉強する機会もないでしょうし、わたしを例にすると、作家でもライターでも最低限のことは学びますが、それだけで事が足りているので問題ありません。

特にブログの場合、難しく頭が痛くなるようなメンドクサイ文法を覚えるよりも、相手にわかりやすい言葉で伝えることを心がけ、閃きや共感を与えるといった、「書く内容」にウェイトを置いたほうが、読んでくれる方を楽しませることができるのです。

 

かっこよい文章を書いていても、内容が陳腐では元も子もありません。

読んだ人が共感する。なにかの閃きが得られる内容。

 

心にグッとくる言葉。読んだ方が、また明日も頑張ろう!という気持ちになる。優しい気持ちになれる。笑顔になれる。

 

わたしはそんなブログを目指しています。

 

 

他人の話を引用する

 あっという間に消えていく情報を追うだけでは自分を深めることはできません。なるべくたんさくの他者の認識を自分の認識として定着させる。

中略

他人の話を引用し、咀嚼し、文章化して定着させる。その作業に慣れてくると、まるでたくさんの他者が自分のなかにいて、つねに自分の味方のようになって、彼らの認識の組み合わせでものを書いていくような感覚になってきます。

P32 ~ P33

友人や家族との会話のなかで、これは!と感じた、「印象に残った言葉」があった場合、わたしはスマホや手帳などにメモを残しておきます。

 

会話のなかで得た言葉というものは、時間が経過するにつれ、つい忘れがちになるものです。

 

ですが、メモを読み返すことにより、印象に残った言葉が再び蘇り、記事を1本、書く

 

 最後の文章、または言葉を決めておく

 あらかじめ結論となる一文を決め、「最後のこの一文につなけられれば、なんとか文章を締めくくることができる」という安心感があると、途中で文章がフラフラしても、落ち着いて書き進めることができるのです。

P40

ブログはあまり気にしていませんが、趣味で小説を書くときは起承転結の「起」と「結」を先に考えます。

 

あとは内容に沿って文章をつなげていく作業だけで済むので、わたし的には楽ですね。

 

ブログの場合だと、がぁーと勢いだけで書いているので、正直、楽しませることだけを考えて構成しています(笑)

 

タイトルのつけ方

 「通勤地獄解消の決めてはあやとり感覚か」

通勤地獄とあやとり。全く関係なさそうな二つが、どこでどうつながっているのか。読者はタイトルだけで惹きつけられてしまいます。

P44 ~ P45

わたしの場合、ライター原稿にしてもブログにしても、タイトルは記事の入口となる場所なので、慎重に考えています。

 

読んだ方が興味を惹く言葉を視野に入れてタイトルを選んでいます。

 

少し話がそれますが、今さらながら検索エンジンからのアクセスはとても重要だなと、最近シミジミと感じております。

 

ただ専門知識はないので詳しい用語などはわかりませんが、あれこれ試験を続けていくうちに、運が良かったことも手伝い、狙ったキーワードのいくつかを検索上位に滑り込ませることができました。

 

コツコツと研究することは、後々、大きな報酬となり自分に返ってきます。

 

使っているブログサービスによっても違いはあると思いますが、専門知識のないわたしでも、コツをつかむことで、狙ったキーワードを検索上位に滑り込ませ、結果、このブログのアクセスが少しずつ増えてきました。

 

 

感銘を受けた言葉や文章を引用する

読んだ本、目にした記事で気になるものがあったら、その部分を書きだします。それだけでなく、その文章に惹かれた理由が必ずあるはずですから、「どこに惹かれたか」を単語だけではなく、軽い文章で書いておくのです。

例えば小説の一節を読んで、「自分の高校時代の部活であった辛い出来事を思い出した」と書き加えておけば、その引用文に対してなぜ自分がその言葉に惹かれたのかがはっきり分かる。エピソードやインスピレーションと引用文を結びつけることができるのです。

P 52

 

書評の記事を書く場合だと、この方法が一番読者に伝わるのではないかと思います。

 

本の紹介以外でも、引用を用いることにより、その記事の内容がグッと引き締まります。ただ引用も様々な問題があるので、引用元と自分────、主従関係をしっかりと理解した上での使用が求められます。

 

 

斉藤孝先生の著書、人を動かす文章術には、まだまだオススメしたい箇所がありますが、今日はこれまで。

 

気になる方はぜひ本書を手に入れて、ご自身でそのノウハウを確かめてください。